あなたが主役「おたがいさま」の地域づくりを目指して、今年度より新たな事業を展開しています。
安心見守り支援事業
- 対象者宅へ訪問をし、生活上の困りごとを支援しながら地域での暮らしを見守っています。
- 個人の困りごとから、地域が支える活動として様々な形で支援できるよう連携・調整をしていきます。
生活支援コーディネーターを設置
- 各集落の福祉会活動や住民懇談会へ出向きニーズの把握等を行っています。(集落数47字・福祉会28字)
- 地域の困りごとの把握、それを支援する団体等の育成、隠れている住民力の掘り起しなどを、ふれあい・支え合いの地域づくりに取り組むため、地域支援に努めます。
介護予防・日常生活支援総合事業
- 通所型介護予防サービス……週2回(2時間)いきいき教室。主に運動、レクリエーションを行っています。
- 訪問型生活支援サービス……対象者(要支援認定者およびこれに準ずる方)へ1週間に1回訪問、家事支援を行っています。
生活困窮者自立支援事業
平成27年度より開始。あらゆる相談に対応するだけでなく、アウトリーチにより住民の課題発掘から解決に向けて取り組みを行っているところです。
今後の活動の方向性・ビジョン
多賀町社会福祉協議会は、多賀町行政が平成26年3月に策定した地域福祉計画の理念と基本目標をもとに、地域福祉活動計画を定めました。
活動計画は、今日の多賀町の人口減少、少子高齢化の進行さらには地域コミュニティの低下などによる人と人とのつながりや連帯感の希薄化など地域に数々の課題がある中で、社会福祉協議会と地域そしてそこに住む住民が主体的に取り組む地域福祉の活動指針を定めています。
計画の基本的な考えは、住民の一人ひとりが地域でのふれあいや支え合いにより感謝と生きる喜びを感じ、ぬくもりのある地域社会をめざしています。
「あなたが主役”おたがいさま”の地域づくり」をキーワードとし、地域コミュニティなどを通じて生活困窮者、高齢者、障がい者、ひとり親家庭など一人ひとりの尊厳を大切に、地域の一員として、ともに楽しく暮らしていくことを描いています。
当会は、平成28年3月に策定しました地域福祉活動計画の推進を図るとともに、地域・住民や各種団体との調整役として、地域福祉推進の先導役を果たしていきたいと思います。